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2006.09.25
口腔ケアシンポジウムに全国から1,207名の参加者
会場は2階まで満席に
2006年9月23・24日、東京の日本青年館大ホールにおいて「口腔ケアシンポジウム」が開催された。この両日、全国から集まった参加者は1,207名。会場は2階席まで満席となり、口腔ケアに関心を寄せる医療・介護従事者の熱気で包まれた。参加者は看護師が6割、その他の医療・介護職が2割、歯科従事者が2割程度であった。今回のシンポジウムのテーマは“誤嚥性肺炎を予防し摂食機能向上を可能にする”。そのために口腔ケアの果たす役割、有効性、可能性について、8人の演者が講演を行った。
23日の講演
23日は、唐辛子の辛味成分カプサイシンの刺激で嚥下反射が改善されるデータなどを示された佐々木英忠先生(秋田看護福祉大学学長)、回復困難とされる意識障害者に口腔領域をはじめとする日常生活ケアをくり返すことで高い成果をあげてこられてきた看護師の紙屋克子先生(筑波大学社会医学系教授)、療養型病院院長として自院の嚥下障害への取り組み過程を克明に紹介してくださった高野喜久雄先生(総泉病院院長)、くるリーナブラシの開発者であり、患者さんに寄り添い口腔ケアを実践されてきた黒岩恭子先生(村田歯科医院院長)の講演が行われた。
24日の講演
24日は、豊富なエビデンスに基づき誤嚥性肺炎予防と口腔ケアの可能性を示された米山武義先生(米山歯科クリニック院長)、嚥下食ピラミッドをもとに食事のクオリティを基準化し、最期のワンスプーンまでおいしく食べることを提唱した金谷節子先生(浜松大学健康プロデュース学部助教授)、経管栄養から経口摂取に向けての段階的アプローチを患者さんの声とともに紹介された小山珠美先生(東名厚木病院看護部主事)、自ら開設したナーシングホームを拠点に「食べたいのに食べられない人」のライフサポーターとして嚥下訓練など生活リハビリに取り組まれている田中靖代先生(ナーシングホーム気の里代表)の講演が行われた。
また、両日とも講演後に、都内で訪問歯科に取り組まれているふれあい歯科ごとう代表の五島朋幸先生を座長に迎え、総合ディスカッションが開かれた。各日の演者をパネラーに、会場の参加者も交えての活発な意見交換が行われた。
2日間にわたった8名の講演およびディスカッションは、日々の研究や実践への取り組みの深さが伝わってくるものばかり。千人規模の大ホールにも関わらず、途中で離席する参加者が少なかったことからも、内容の濃さがうかがえた。今回のシンポジウム参加者それぞれが、この2日間で得た口腔ケアの知識や情報をもって職場に戻っていかれたことであろう。今後の誤嚥性肺炎予防や口腔ケアの普及に期待したい。
●プレスリリースに関するお問い合わせ
誤嚥性肺炎を予防する口腔ケア推進の会 事務局
info@goenyobou.com
東京都荒川区東日暮里5-34-1 OAKビル3F
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2006.05.13
9月23・24日に「口腔ケアシンポジウム」開催
当会もこのシンポジウムに賛同し、後援をしています。

ニュースなどで訃報が流れるとき、「死因は肺炎」と報道されることが少なくありません。今どき肺炎が怖い病気なのかと、疑問に思われたことはないでしょうか。しかしいま、高齢者の多くが肺炎により亡くなっています。なかでも、口内の汚れ(細菌)が誤って気道に入り発症する誤嚥性肺炎の問題が、近年注目され始めてきました。

誤嚥性肺炎が発症した場合、抗生剤などで抑えることはできます。しかし、患者や高齢者の身体に対する影響や、また医療費の面から見ると、必ずしもベストな方法とはいえません。そこで、もっと安全で負担の少ない解決法として、口腔ケアの有効性が様々な研究の裏づけとともに認められるようになってきました。

いま、全国の病院・施設で口腔ケアに力を入れるところが急速にふえています。これまで行われていた目的性の薄い義務的な“お口の清掃”は、次第に過去のものになりつつあります。口腔ケアを通して肺炎など全身疾患を予防し、同時に食べる機能を取り戻し健康回復を図るという、新たな時代への転換期を迎えているのです。

この節目ともいえる時期に、看護・介護現場への口腔ケアと誤嚥性肺炎予防の普及推進を目的とするシンポジウムが開催されることになりました。2006年9月23日(祝)、24日(日)の2日間にわたり、「口腔ケアシンポジウム」と題して東京の日本青年館にて開催されます。

新しい口腔ケアの流れが始まるエポックメーキングとなるであろうこのシンポジウムを、当会でも後援いたします。
口腔ケアシンポジウム概要
■開催日 2006年9月23日(祝)、24日(日)
■会 場 日本青年館大ホール(東京都新宿区霞ヶ丘町)
■講演者
<23日>
「誤嚥性肺炎のメカニズム」佐々木秀忠(秋田看護福祉大学学長)
「急性期から取り組む看護ケアの実際」紙屋克子(筑波大学社会医学系教授)
「口腔ケアを病院に取り入れて」高野喜久雄(総泉病院院長)
「食べられる口を作る実践口腔ケア」黒岩恭子(村田歯科医院院長)
<24日>
「高齢者の誤嚥性肺炎予防と口腔ケア」米山武義(米山歯科クリニック院長)
「口から食べる栄養と嚥下食」金谷節子(浜松大学健康プロデュース学部助教授)
「経管栄養から経口摂取に向けてのアプローチ」小山珠美(前愛知県看護協会認定看護師教育課程「摂食・嚥下障害看護」主任教員)
「摂食援助の実際」田中靖代(ナーシングホーム気の里代表)
■主催 株式会社オーラルケア
■後援 誤嚥性肺炎を予防する口腔ケア推進の会
■シンポジウムURL: http://ocmedical.jp/symposium/
●プレスリリースに関するお問い合わせ
誤嚥性肺炎を予防する口腔ケア推進の会 事務局
info@goenyobou.com
東京都荒川区東日暮里5-34-1 OAKビル3F
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2006.03.13
「誤嚥性肺炎を予防する口腔ケア推進の会」発足
この度、近年関心が高まる誤嚥性肺炎の予防を推進するため、口腔ケアの普及・啓蒙を目的とする医療者のネットワーク「誤嚥性肺炎を予防する口腔ケア推進の会」が発足いたしました。

■設立のごあいさつ

肺炎は日本人の死因の第4位であり、その割合は高齢になるにつれ上昇をたどります。さらに高齢者肺炎の多くが誤嚥性肺炎であり、近年、その発症を減少させる対策が病院・施設において急務とされてきました。

こうした現状のもと、誤嚥性肺炎に対する口腔ケアの有効性が明らかになってきたことで、看護・介護現場で本格的に口腔ケアに取り組む医療従事者が急速にふえてきました。今後は、エビデンスに基づく口腔ケアの知識や、現場の実情に合った実践的な手技の普及が、一層進むものと思われます。

一方、医療従事者と比較して一般生活者においては、誤嚥性肺炎予防や口腔ケアに対する認知はまだまだ低いのが実情です。仮に、病院や施設で医療従事者が行う口腔ケアにより誤嚥性肺炎を予防できたとしても、在宅に戻れば再び発症し入退院を繰り返してしまいます。現実に、このようなケースは珍しくありません。高齢社会を迎え、また在宅医療がますます重視される中、一般生活者への誤嚥性肺炎予防の啓蒙はきわめて重要といえます。

以上を踏まえて、口腔ケアに関心をもつ医療従事者の情報交換と教育支援、さらに誤嚥性肺炎予防を社会に対して啓蒙してくことを目的に、本会を設立することにいたしました。(以下略)

※本プレスリリース発信時は、公式サイト準備中につきメールと郵便で送付。
●プレスリリースに関するお問い合わせ
誤嚥性肺炎を予防する口腔ケア推進の会 事務局
info@goenyobou.com
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