誤嚥性肺炎の原因は何か
誤嚥性肺炎は、基礎疾患をもち全身状態の低下した患者や高齢者に、有意に発症しやすくなります。いったん発症すると繰り返すことが多く生命に関わることも少なくありませんが、口腔ケアや口腔リハビリによる予防の有効性が明らかになってきています。
誤嚥性肺炎のおもな発症リスクとしては、
1. 口腔内細菌の増加
2. 口腔機能および嚥下反射の低下
3. 背景的には疾病、加齢、免疫力の低下など
などが挙げられ、これら因子が重なることで発症率が高くなります。
誤嚥性肺炎リスク因子の図式
誤嚥性肺炎予防のポイント
上記に示した誤嚥性肺炎のリスク因子は、逆に言えば予防のポイントとなります。つまり大きくは、口腔内の細菌を除去し、口腔機能を維持・回復することが予防法ということです。
細菌除去に効果のある清掃法や用具の知識をもち、口腔機能回復によって経口摂取を可能にするためのケア法を知ることが必要となります。また口腔機能回復は、誤嚥のリスクを軽減するだけでなく、口から食べることによる栄養摂取および免疫の観点からも大変意義のあることです。
予防のポイントまとめ
・ 口腔清掃により口腔内の細菌を減らす
・ 口腔リハなどにより口腔機能の維持・回復を図る
・ 口から食事ができるようにする
・ 栄養改善により免疫力を高める
© 誤嚥性肺炎を予防する口腔ケア推進の会